SDGs とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月に国連サミットで採択され、貧困、不平等・格差、気候変動による影響など世界の様々な問題を解決し、すべての人たちにとってより良い世界をつくるための17の目標です。
その中には、医療に関わる項目として『3番目の健康と福祉のための目標』や『13番目の気候変動に具体的な対策』、があります。
特に気候変動に対する具体的な対策は、人類の健康、生存に深く関わっています。具体的には、地球温暖化による異常気象や大気汚染、CO2排出量の増加などは現在私たちが直面している問題です。このまま何も対策を取らなければ地球や人類の存続が危うくなる可能性があります。また、健康問題として生活習慣病があります。対策を怠ると最初は自覚症状が出ない場合はあるため症状が現れた時には手遅れになってしまうこともあります。さらに環境問題に関してはダイオキシン、特定の農薬、ベンゼンなど一般的な環境汚染物質が、免疫性を阻害低下させ発ガン効果を高めると推測されています。つまり環境問題は個人の健康問題と密接に関わっていると言えます。
当クリニックでできることは、地球規模でみると小さなことかもしれませんが、地域でできることを考えていきたいと思います。SDGsの考え方と一致するような、より持続可能で健康的な社会を実現するために我々も努力を続けていきます。
具体的内容
- 医療資源には多くの廃棄物が出ます。その中でできることは、しっかり分別作業を行うことと思います。リサイクルできるものはしっかり行っていきます。ペットボトルのキャップを集めワクチン支援に協力していきます。
- 院内制服のクールビズ、ウォームビズの導入。
- 機器関連では省エネ効果の高い製品の導入。
これらの取り組みは医療機関をしての環境負荷の低減につながります。廃棄物の分別やリサイクルは資源の有効活用に繋がります。また、ペットボトルのキャップを集めることで社会貢献活動に取り組むことができます。
制服のクールビス、ウォームビズの導入はエアコンの節約につながり、省エネ効果が期待できます。そして、省エネ効果の高い製品を取り入れることで電気使用量の削減につながります。
これらの取り組みを通じて環境保護に取り組み、持続可能な社会実現に貢献することができます。